雇用調整助成金の申請書類及び記載事項が大幅に簡素化されました
厚生労働省より雇用調整助成金の申請を簡素化する事が公表されています。
主な簡素化の内容ですが、以下のようになります。
残業相殺制度を当面停止(残業時間の記載不要に)
自動計算機能付き様式の導入により記載事項を大幅に削減
日ごとの休業等の実績は記載不要(合計日数のみで可)
資本額の確認の「履歴事項全部証明書」等を廃止
休業協定書の労働者個人ごとの「委任状」を廃止
賃金総額の確認のための「確定保険料申告書」を廃止(システムで確認)
また雇用保険に加入していなくても労災保険に加入していれば受給出来ることも大きなポイントです。
ただし、所定労働日・時間・休日や賃金制度など就業ルール確認書類が求められますので、就業規則などがきちんと整備されていないと受給は難しいかもしれません。
整備されていない会社の方はこの機会にきちんと整備されることをお勧めします。
2020年04月13日 16:14